GLAT(Google研究所適正テスト)をRubyで解いてみた

昨年の秋、Googleは、その研究所で働くのに必要な適性を調べるテストを公開した。それが、GLAT (Google Labs Aptitude Test)というもの。
http://www.google.com/googleblog/2004/09/pencils-down-people.html

GLATの日本語訳はクリオネ図鑑さんのところで公開されている。
Google GLAT: ク図鑑

いくつかの問題は、スクリプトで簡単に解けそうな感じだったんで、Rubyの練習がてらやってみた。

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歩留まり="defect rate"?

「歩留まり」という言葉をいまいち知らなかった*1ので調べた。

歩留まり(ぶどまり) [defect rate]
生産されたすべての製品に対する、不良品でない製品の割合。(…以下略)
IT用語辞典より)

(゜Д゜) へっ?
"defect rate"だと、説明文の逆の意味、つまり「不良品率」にならない?
っていうか、このIT用語辞典だけじゃなく、アスキー@ITなどの他の辞典も同じ訳語をあてている。
"defect rate"にそういう意味があるのか、と思いこみそうになるんだけど、どうやらこの3社の辞典の間違いみたいなんだよね。
…これって、このうち2社がパクったってこと???

※ちなみに正解は "yield (rate)"。

*1:どうもニュアンスのせいか、ぼくは逆の意味で思いこんでいた。

*2:アスキーが作成。@niftyにも提供。

*3:株式会社インセプトが作成。ITMedia, YahooなどにOEM提供。

*4:株式会社デジタルアドバンテージが作成

howmを再び入れてみる

howm (Hitori Otegaru Wiki Mode) をxyzzyに入れた。以前つかったときは

  • TODO が無い ⇒ howm使わない
  • TODO が大量に押し寄せる ⇒ howmを覚えつつ、TODO管理する余裕がない

っていう黄金パターンに陥って*1、消滅してしまったのだった。

さて。どうして今回入れることにしたかというと、スケジュール管理のため。「スケジュール管理」なんて言うと、スケジュールを記憶に残しておけない哀れな中年サラリーマンを妄想してしまってだめなんだけど(←超偏見)、それでもぼくには必要だってわかったからだ。

どうやらぼくは、

  1. 締め切り直前までは、TODOが頭の中で無視される
  2. ハノイの塔みたく、一番近いTODOを処理(pop)しないと、次のTODOに取りかからない。

というようなアーキテクチャで動いてるみたいなのだ。だからTODOが押し寄せるとダウンしてしまう、と。だから、この構造を矯正するためのツールとしてhowmを選んだわけ。

さーてどうなることやら。

*1:こうやって人は技術にたいして保守的になっていくんだろうなあ。

FirefoxのGoogle検索の変更

日本語版Firefoxでは、Google検索が「日本語のページを検索」するようになっている。いつもムキーとしつつ、「ウェブ全体から検索」をやり直す日々だったわけ。これを変更してやることにした。

Windows版では、検索エンジンのファイルは、Firefoxディレクトリ直下の"/searchplugins/"にある。(たとえば、"C:\Program Files\Mozilla Firefox\searchplugins\")。そこで、google.srcをテキストエディタで開いてすこし書きかえてやる。ついでに、要らない検索エンジンはファイルごと消してやる。

・・・なんてやってたのだけど、普通に「検索エンジンを追加」からGoogleを入れたら、既存のGoogleを上書きしてくれることがわかった。ごーん。

とりあえずGoogleを上書きして、Google Japanを追加で入れるのが吉なんじゃないかな。

オススメ本?

しかし、我ながらギロンがあまりに幼稚だ。orz。
はてなの他の数学系日記ってもっともっと高尚なことやってるしさ。ぼくも「連続体仮説について」とか、書いてみたいもんだ。

Wittgenstein's Lectures on the Foundations of Mathematics, Cambridge 1939
でもウィトゲンシュタインの講義録"Wittgenstein's Lectures on the Foundations of Mathematics"にふれてからは、「それ以前」のギロンばかり気になってしまう。ちなみに、この講義には、聴講者としてハーディやチューリングなんかのすごいメンツが並んでいたりもする。